「本屋の人かな?」
「スバルなら何か知ってるかもな」
駿はピーナッツだけを選んで食べて行く。
「明日聞き出す?…って、ピーナッツばっか食べんなよ!」
朋がわざと急いで残りのピーナッツを口に放り込んだ。
「あっ、でも口止めされてるかな?」
「黙ってたら100円やるから。って?」
駿がふざけて言う。
「アハハ。スバルはいくつなんだよ」
笑いながら朋はビールを片手に冷蔵庫を漁る。
「…あっ、誰かチーズ隠してる!食べてもいいかな?」
「名前書いてる?」
駿がすまして聞く。
「書いてない」
「じゃあ、食べていいんじゃない?」
「そうだよね。冷蔵庫は家族の物だもんね。って事は中身も家族の物だよね?」
都合のいい言い訳をして、朋は素早く切り分けると皿に並べた。

