―冷たいビールと…― 「優にぃさぁ、なんか最近ウキウキしてると思わない?」 朋が2本目の缶ビールを開ける。 「朋もそう思ってた?」 明後日から夏休みが始まるという夜、駿と朋は仲良く台所でビールを飲んでいた。 「絶対、何かあったよね?」 「女…?」 駿が3本目のビールを開けた。 2人は顔を見合わせてゆっくり頷く。 「そっと見守ろう…」 「だね。刺激しちゃいけないよね。優にぃも歳だしさぁ。そろそろ結婚してもらわないと…ね」 朋が柿の種の袋を開けた。