「ね、ここで食べようか?」 「何を?」 「ほら、おにぎり。私、ずっと持ってるの重いし」 つかさは鞄を少し持ち上げる。 「お前、いきなり言うなよ。何の事か理解すんのに時間かかるだろ?」 スバルはいきなりつかさの左手を掴むと、川の近くまで下りて行った。 つかさは一瞬驚いた顔を見せたが、すぐに分かってついて行く。 しっかりと握り返すつかさの手から体温を感じて、スバルの胸はドキドキしていた。 眩し過ぎる太陽は真上に上がり、真っ白い大きな雲が2人の前方に横たわっていた。