妹A ~5人兄弟+1~


「ね、ここで食べようか?」



「何を?」



「ほら、おにぎり。私、ずっと持ってるの重いし」



つかさは鞄を少し持ち上げる。



「お前、いきなり言うなよ。何の事か理解すんのに時間かかるだろ?」



スバルはいきなりつかさの左手を掴むと、川の近くまで下りて行った。



つかさは一瞬驚いた顔を見せたが、すぐに分かってついて行く。



しっかりと握り返すつかさの手から体温を感じて、スバルの胸はドキドキしていた。



眩し過ぎる太陽は真上に上がり、真っ白い大きな雲が2人の前方に横たわっていた。