麗花がスバルの手を引いて廊下に出た。
嬉しそうにポケットから何かを取り出す。
「ジャーン!前に言ってた映画のチケット!」
「手に入ったのか!?」
スバルの目が輝く。
「もちろん。パパの知り合いに頼んでやっと2枚だけもらえたんだから」
「2枚?」
「そっ。ちょうど2枚。ラッキーだったわ」
嬉しそうにスバルの横に並ぶ。
「ラッキーじゃないだろ?3枚じゃないとお前の分、ないだろ?」
「えっ?」
「えっ?」
「誰と誰の事言ってるの?」
「オレと遥斗…だろ?」
「マジで言ってる?」
麗花がいらついて行く。
「何が?」
本当に意味が分からないスバル。
「…もういい。返して。今日はお弁当、一人で食べてよ!」
怒り出した麗花はスバルからチケットを引ったくった。
「何だよ。マジで意味分かんねぇ」
走って行く麗花の背中に呟いた。
「オレの弁当……は?」
嬉しそうにポケットから何かを取り出す。
「ジャーン!前に言ってた映画のチケット!」
「手に入ったのか!?」
スバルの目が輝く。
「もちろん。パパの知り合いに頼んでやっと2枚だけもらえたんだから」
「2枚?」
「そっ。ちょうど2枚。ラッキーだったわ」
嬉しそうにスバルの横に並ぶ。
「ラッキーじゃないだろ?3枚じゃないとお前の分、ないだろ?」
「えっ?」
「えっ?」
「誰と誰の事言ってるの?」
「オレと遥斗…だろ?」
「マジで言ってる?」
麗花がいらついて行く。
「何が?」
本当に意味が分からないスバル。
「…もういい。返して。今日はお弁当、一人で食べてよ!」
怒り出した麗花はスバルからチケットを引ったくった。
「何だよ。マジで意味分かんねぇ」
走って行く麗花の背中に呟いた。
「オレの弁当……は?」

