都会の魔女

そしてアズラエルはイシュの部屋に戻ってきた。

「アズ、おかえり。」

ベランダではイシュが待っていた。

「ただいま。

今回は割と軽めのお仕事だったね。

あの子のお母さん、あれで死ぬことはないだろうけど
あの子の望み通り、しばらくはしゃべれないだろうね。」

「そうね、あの子も本気でお母さんを憎み切れていなかったから。

人間の親子って不思議な関係なのね。
私にはわからないけど。