「俺のは、いらない。美希の似顔絵ちょうだい。だから美希は俺の似顔絵、持ってて?」 我慢していた涙がこぼれてしまった。 そしてあたしたちはお互いの似顔絵を交換した。 10ヶ月経った今。 篤斗と話すことは、ない。 あれから隣になってないし、接点もない。 篤斗の笑った顔も、あまり見なくなった。 見たとしても、あたしの長所で笑っているわけではないから、なんかモヤモヤして嫌だった。 #