20分が経った。 体力も限界に近づいている。 もう、無理か… 「麻美?」 振り向くとそこには愛しい人が立っていた。 「拓哉…」 私は駆け寄って、抱きついた。 「何してんだよ」 「見送りに来た。こないだはごめん。」 「俺もごめん。でも、心配かけたくなかったのは事実だ。」 そう言って抱き締めてくれた。 「あのさ…拓哉」 「ん?」 #