私はその翌日から学校に行かなくなった。
唯一話したのは親友。
荷物を持ってきてくれたのだ。
学校に行かなくなって6日が経った。
その日は珍しく携帯が鳴った。
出るか迷ったが親友からだったので、出ることにした。
「はい」
「麻美?大変!拓哉くん、今日出発なんだって!」
「え?」
「12時の飛行機だから11時半には空港に行かないと、もう会えないかもよ?」
「もう…会えない…」
「ちゃんと行くんだよ?じゃあね!」
電話が切れたと同時に、私は時計を見た。
10時半。間に合う。
携帯と財布を持って、家を飛び出した。
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