戦い慣れているのは男の方だとクロスは思っていた。
二丁を持つ姿に、不慣れな感じはしなく。男があのスタイルで今までやってきたのがよく分かった。
「お前、なんなんだ」
「さてね、何かは困るな。前は殺しを生業にしてたが……今は特に何もしていない。
言っておくが、こんな世界(ファンタジー)で育ったわけじゃねえぞ。灰色の街から出て、気長に旅してたんだが、寝て起きたらここにいちまってな。
いや、まだ俺は起きてねえのか。便利の夢だと思ったりして今はまとめてる。ただここにいて、ここに来る奴追い返せば食料や酒もらえんだよ」
楽な仕事だと、アダムは手をやれやれとした感じで軽くあげた。
「楽でも、しまりねえ仕事で退屈していたとこだ。簡単に死ぬなよ?てめえは今んとこ、俺ん中の強いやつベストスリーに入っているんだからな」


