変な色した木々の道を抜ければ、開けた場所に出た。
庭園というか、歩いていたらうっかりと部屋に入ってしまった感じ。
屋外の部屋。そんなおかしな表現をしたくなるのは、ひとえにこの場所がいけない。
長いテーブル。ピンク色の布がひかれていて、その上にはごてごてとお菓子が置かれてあった。
ショートケーキやら、チョコレートケーキやら、様々なケーキが1ホールで置かれてあって、ポットに至っては五つも置かれていた。
お茶会。甘いお菓子と色付き飲み物だけが敷き詰められたテーブルはそう言える。
しかして、お茶会にしては活気がなかった。お菓子たちが勝手に盛り上がっているらしく、このお茶会には誰も招かれてはいなかった。


