姫様とウサ耳はえた金髪童顔



ロードに至っては、馬鹿力の体当たりにより落ちてしまったシルクハットを見て固まってしまった。


「……」

「……」


「ロード、おまえ、そ、れ……」
「言うな」


「それって、お前も――」
「うるさい」


「だからシルクハットなんか、かぶ――」
「黙れ」


「お前、人の頭にだらしないとか言いながら――」


「喋るなと言っているだろうがっ!」


ロードのげんこつ。
クロスのウサ耳頭にクリーンヒット。文句なしのクリティカルヒットに、クロスは頭を押さえてしゃがみこんだ。


効果音をつければ、きゅー、とかつきそうなしゃがみよう。丸まって痛そうにしているウサ耳がよだれものだった。


それでもと、クロスは頑張り目をあげた。