姫様とウサ耳はえた金髪童顔



震えていた姫。
そうだ、俺が怖じ気付いてはいけない。とクロスの果敢さが出たときに――彼は、見てしまった。



「まさか、生きている内にケルベロスに出会えるなんてっ」


拳を握りしめ、感動したっと体で表現した彼女を。


「いや、それよりもケルベロスという存在が実在したのに感激すべきだ!神話種のSランク動物。もはや物語の中だけの存在だと思っていたのに……っ。

どこで拾ったのです、ラグナロク!羨ましすぎます!」


「ほほ、死界の管理者がちと余の世界で悪さしおってな。厳罰ものだと、余がそちらに行ったさいに見つけたのだ。

ビルディが喜ぶと思ってな。どうだ、どうかえ?さすがに触るのは無理だが、見るだけの価値はあろう」