「ならばお友達として茶会の一つでもすべきだろう」
「お友達だからといって、何もかもが許されるとは限りませんよ。今回は、きつくそれを教えてあげます。
――さて、ラグナロク。始めませんか」
「ああ、ご要望にお答えしよう。このゲームも、そなたへの歓迎だ。
余興はいくらあっても飽きぬし、最高の舞台を整えるのは主催者の勤め」
ラグナロクが右手をあげる。細い指、人差し指と中指を立てて、空に何かを書き始めた。
【神は光よと世界を生み出した。ならば、余は夜で世界を生み出そう。昼よ眠れ、光よ去れ、日よ消えよ。
昼夜の逆転。時間の倍速。世界の反転。昼は終わりだ、夜空で世界を埋め尽くそう】
――ぞっ、とする羅列。
幻想と毒沼がまざるような神秘的かつ、まがまがしい雰囲気。
蜘蛛にバラをそえたよう。ドクロに十字架をあてたよう。


