姫様とウサ耳はえた金髪童顔



「だからやるのです。じっとしていて下さいよ、ラグナロク。もしもクロスに叩きのめされないならば、私を相手にすることになる」


「ほほ、それは怖いな。死ぬよりは、殴られた方がマシだろう。ああ、ならば余は大人しく、そこの一匹に殴られ、この寄せ集めの世界を白紙に戻す。

そなたらは在るべき世界に勝手に戻るだろうぞ。しかしそれでは、余が困る。ビルディ、少し話をしないかえ?」


「あなたの少しは、軽く一ヶ月はするでしょうに」


「そう言うな。余にとって時間の流れはないものなんだ。――ともかくも、そなたとお茶会もできず、この世界を消すのは遠慮願いたい話だ。

そなたがどう知っているかは知らぬが、ずっと前からこの寄せ集めの世界はあったのだぞ」