「プリティー言わんで下さいっ。ともかくも、やっぱり危険です。俺も姫と」 「出てきたら二度とクロスと口を聞きませんからね」 「へ……?えっ、ちょっと姫っ」 行ってしまった彼女。後を追おうとしたが……彼女が言った捨てぜりふのせいで足が動かない。 姫の命令ならばとクロスは食い下がり、茂みの隙間から彼女の動向を見守った。 その手は、剣の柄において。