「はぁい!! 待って~」 真理がドアを開けに行く。 あたしは、近くの 毛布を頭からかぶった。 「まぁりたん♪」 虎の甘えた声が聞こえてきた。 「うざい!! てゆ~か マジ帰れ。」 「やだよ~だ」 虎は、いつも酔うとこうなる。 久しぶりに見た虎は、 金髪から 茶色にメッシュの入った髪型になっていた。 "変わったなぁ" そう思って また急に辛くなった。