虎は、お空の高い、高いあたしたちには 見えない所へ行ってしまった。 未来は、なにもわからず あたしたちが泣いているのを不思議そうに見つめるだけ。 この時ばかりは、思った。 "未来になりたい" って。 この先 未来が大きくなったら 虎の話をしなければならない。 きっとあたしは、 そこでやっと気づくだろう。 虎が"死んだ" という事実に…。 やっと出会うだろう…。