今日は、虎の胸に抱かれ 病院のベッドで眠りについた。 ヤッパリ あの日のことは 奇跡と呼ぶしない 奇跡だった。 案の定、次の日からは 話すことも、 動くことも、 ほとんどできなくなっていた。 でも、あたしはそばにいる 約束したから とか、そんなものじゃない。 あたしが、虎のぞばに居たい… 虎だけを見ていたい、 虎だけを愛していたい ただ、それだけだから…。 だんだんわかるようになったことがある。