なのに あたしたちは 傘を差すこともしないで、 グッチャグチャになりながら 久しぶりデートに行った。 この日は、嘘みたいに 虎の足も "前みたいに" "恐いくらいに" ちゃんと虎の脳からの指令に答え 指示通りに動いてた。 多生の縁恐怖感さえ思わせるくらいだった。 病院の外出許可も 普段ならおりないのに 簡単におりて、 まるで今までが、嘘で ドッキリとかみたいな気がしたほどだった。