あたしは、毎日毎日虎の所へ行った。 雨だって、嵐だって 毎日毎日行った。 あなたに会いたくて…。 強かったあなたが弱っていくのが恐くて…。 あなたの "死" が、何より怖かった。 あの頃のあたしは、 ただ、ただ必死でおびえてた。 それだけで、精一杯で、1つ1つ泣いてたね。 ごめんね、 いつもあたしを心配そうに もう、強い力でないのに あたしを"ギュッ"ってしつくれた。 安心できた…。