"「虎が… 脊髄小脳編成性?!」" あたしは、電話で聞いた。 虎が、あたしと付き合っていた頃 "脊髄小脳編成性" と 診断されていたことを。 電話の相手は 虎と付き合い初めた頃、 虎を好きだと泣いていた子だった。 虎に口止めされ ずっと黙っていたらしい。 でも、虎はだんだん歩けなくなってきていて "俺が俺であるために" って、 何度も自殺していること… 今でも あたしだけを愛し続けてくれていること… もう、耐えられず あたしの電話番号を調べたらしい。