★夢の彼方へ★ 名前も知らない。 道も知らない。 帰り方もわからない。 不思議な町に俺はいた。 突然知らないとこに居るのは、テレポートとか走馬灯とかいったもんぢゃなく、簡単な話、ここは夢の中さ。 けれども夢の中で、これは夢だって自覚するのは、極めてまれなことだ。 その町へ旅したときは、俺は夢の世界にいるってわかった。