「実は私… 男なんだ」 驚いた。戸惑った。 どうすればいいか困った。 何か言わなくては、と思って焦った。 顔が見えないため、どんな表情をしているかは分からない。 しかし、キスしたことに、全く不快感は無かった。 むしろ、今も抱きつかれて興奮していた。 感情に流されるまま、考えるのはやめよう。 彼女の打ち明けに対して、俺からキスをすることで応えた。 熱いキスをしながら、俺はベッドに押し倒された。