大嫌いだって愛しい




それからはあっという間だった。



充さんを始め

幹部長や爽龍のメンバー逹で埋め尽くされた広場は




あっという間に湘牙を叩き潰した。




帰ってきた充さんの頬は思っていたよりも深くえぐれ



未だ血が止まっていない、



「血止まんねぇな。」


さらに垂れる血を乱暴にふくと


充さんは私を抱えて車へ乗り込んだ。





「充さ…ん…」



私の涙はまだ止まらなかった