「恭平ーー!!キャーー!」 うるさい。だるい。 もっと適度に騒げ。 体育館に備え付けられた応援スタンドで彼女らはいつものように可愛らしく、時折醜く叫ぶ。俺から見たら、常に醜いけど。 ああ。もう、そんな立ってまで応援すんなって。目立ちすぎはよくない。 そう思った瞬間、視界がぶれ、肩に衝撃が走った。 ゆっくりと倒れる体。重い体。 次の瞬間には、天井のさくらんぼみたいにぶらさがる特集ライトが俺の目に写っていた。