泥棒は嘘吐きのはじまり




「恭平ー。今日はなに食べたい?」


「愛海の作るものならなんでも美味いから、なんでもいいよ!」


学校から遠くの並木道をカップルらしく歩く。不思議と視線が集まる。
どう?誰が見ても美男美女の理想カップルじゃねぇ?


「じゃあーじゃあー、今日は恭平の作るものが食べたい!」



「まぁたまにはいいか!俺は料理も作れちゃうしな(笑)」


俺はそういって笑うと、愛海の顔が歪んだ。この女・・・。

「なぁ愛海・・・。」

「なに?」