泥棒は嘘吐きのはじまり




明日はもう少し早く家を出なければ。
そしてボールをあのリングに叩きつけなければ。


醜いほどの努力が、次々と人気へと変わる。




「―――――で、結局正体はおっさんだったわけ!」



俺がその部分を強調させて口を小さく開きながらも大きくオチを語ると、周りが ギャハハハハハハ!! と笑った。



パソコンの情報から苦労して引っ張ってきたネタをまるで自分の体験談のようにして話すとこいつらは簡単に笑ってくれるらしい。


誰も見ないような、情報の奥地に存在する、とあるネットバラエティーから取り寄せ加工した作り話で今日も爆笑を勝ち取った。