泥棒は嘘吐きのはじまり




無理して美しく食事をする様も、最近では習慣になってきて、もう必死に気にする事もなくなってきた。


「恭平、もちろん出るよな!?紅白戦!」


「恭平がくるなら私たち見に行くよー!」


身を乗り出して彼らは俺に言い寄る。


「しゃーねぇな!紅白戦で俺の活躍を見せてやるか!」


箸を周りの人間に順番にピッっと向けると、おーっという無意味に揃った声が響いた。


また陰ながらの練習が必要のようだ。
最近は実力が向上していない気がする。