泥棒は嘘吐きのはじまり




夏帆の真っ黒な髪の毛を眺めていると、やはり地味系女子という言葉が似合うと思った。


言葉遣いはギャルっぽいが、見た目はどうみても勉強してます!って雰囲気。



夏帆のメガネの向こうの目がこちらを睨みつけると、俺は少し面白かったので、余計に嘘をつくことにした。



「ばーか。俺が載ってるのはその雑誌の別冊の方だよ。」


夏帆が えっ!?といった表情でこちらを向く。

「そうなの!?」

嘘だよ。