……今日もまた日が落ちる。 気がつけば辺りは暗くなり始めていて、出しっぱなしだった弁当箱を静かに閉まった。 ぼーっと考え事をしていただけなのに、あっという間に時間は過ぎてしまう。 それにしても、今日はいつもよりも楽しかった気がする。 過去を思い出すなんて僕らしくない。 いつもは先のない未来を思い浮かべているのに。 さぁ、早く帰って夕食の支度をしなければ。 また、明日。