無口ボーイにラブコール




















ま、またそいつらかっ!









「じゃ。」








遠藤君はそう言ってあたしの横をすり抜けていった。











……ぅぐ。













「桃ちゃぁーん!」








あたしは半泣きで自分の教室に帰る。











「…沙希、どうしたの?
 遠藤くんとお昼食べるんじゃなかったの?」