無口ボーイにラブコール


















…あぁ。






なんかなんとなく分かった…。






この人も、遠藤くんが好きなんだ…。







…よし。





ならば言ってやろう。








言ってやろうじゃないのよぉー♪







「…あたしが遠藤くんのなにかって…?
 あたしは…
 あたしは…

  遠藤くんの彼女よっ!」








どうだという自信に満ち溢れた顔で人形さん(←名前が分からないのであだ名)を睨む。









その瞬間、教室がざわめき始める。