2月20日 俺は退院を迎えた。 「運命を感じない?」 「それともこれも絆?」 病院を出る時 空を見ながら景は 寂しそうに言った。 今日は雪の命日。 空からはまたみぞれ雪が降り まるであの日のまま。 「ひさしぶりの外だけど」 「どこか行きたい所は?」 もう分かっている顔で 景がそう言う。 「太陽が見たい」 俺がそう呟くと 景は小さく頷いて笑った。