教室に戻ると、 廊下で雑談していた 亜樹と凛ちゃんを見かけた。 「森永先輩遅いっすよー、カギ先輩が持ってんですから教室入れなかったんすよ」 「ごめんーっ」 急いで開けると、 亜樹はすぐに小さなリモコンを 手に取ってスイッチを入れた。 クーラーのスイッチ。 「暑ー」 7月の終わり頃は ムシムシしてすごく暑かった。