イイねぇ。
イイ目をするねぇ。
こういう根性見せますよって目、オレは好きなんだよねぇ。
陽菜子も見る目は悪くないってことかな?
陽菜子の前まで進み寄り、腕を伸ばす。
そしてその頬に触れる。
熱い。
熱い。
熱を帯びた肌に、不謹慎ながら背中がぞくりとした。
ダメだな、オレ。
こんなところで欲情してどうするよ。
いやさ、最近触れてなかったせいで、かーなーり、欲求不満になってたんだな。
それに反則だ。
この目。
熱で潤んだこの目。
欲しくなる。
たまらなく、欲しくなる。
抱き締めて。
この腕の中に閉じ込めてしまいたくなる。
「熱、辛いか?」
愛しいよ、おまえが。
愛しくて。
愛しくて。
もう止められないんだよ。



