そう言い捨てて創士はまたトコトコ歩き始めた。 「ちょお、どこ行くねんっ?」 「関係ねーだろおばさんにはっ!」 「関係ないわけないやろ!?もうあたしとあんたは家族やん!」 「数十分一緒にいただけだろ?!」 「時間なんてそれこそ関係あらへんねん!!」 それに、あんな理由聞いてほっとけるわけないやろに。 「もう!!ついてくんな!!」 その瞬間創士はエンジンを噴いたように走り出した。 なっ…!! ホンマ素直やないなっ!!