『ではさっそく行きましょう!!エントリーナンバー1番!!1年6組………て、ちょっとー!!』





マイクからドタバタと音が漏れた。








ん?



何かトラブった?




ちょっと面白くなってきたかも…。










と、ステージのど真ん中に人影。





それは超見覚えのある人物だった。










『ちょっと、副会長!?何してんですか!?今、弁論大会中ですよ!?』



『そんなん見ればわかるわ!あたしもこの弁論大会参加することにしたんや!!ちゅうわけで一年坊主、順番変われや!』



『イヤイヤイヤイヤ!困りますってー!』



『なんでや!?弁論大会は当日参加もOKなんやろ!?』



『OKですけど!ちゃんと申し込み用紙に記入してから…!』



『んなまどろっこしいもん必要あらへん!』



『ありますよー!!』