十年桜~キミトフタリ~

「さっ帰ろ」




 太一が歩きながら言う。




 その後を俺と宮波が追う。




「あれー?まだ4時じゃん」




 俺達は教室に荷物を取りに来た。




 時計を見上げる宮波は俺達を見た。




「今日ヒマ?」




 ニッと笑って俺達に聞く。




「「おう」」




 俺も太一もヒマ。




 実際今日も遊ぼうとしていた。