「ふーん…なるほど、そーゆう事か。俺は邪魔者か?」


「別にそんな事言ってないでしょ」


「気にするな。あ、そうだ…久美子、今日中にこの病室から出て行ってくれよ。明日から新しい人が入ってくるから。それと司馬も早く仕事に戻れよ」



雅也は病室を出て行った。



「もしかしてバレたのかな」


「私と司馬チャンがラブラブになっちゃった事?」


「え…あ…まぁ…」


「どうしたの?」


「久美ちゃん、いいの?」


「何が?」


「俺の事…」


「何言ってるの。好きに決まってるでしょ」


「……そうだよね」