部屋は10畳のリビング。
8畳の寝室。
6畳の書斎室で、この部屋はほとんど医療関係の本ばかりあり
雅也は勉強熱心であった。

あとは大体普通にキッチンやバスルームなどがある。



「マシャ、寝てたの?」


「見りゃ分かんだろ。当直終わって帰ったばかりなんだから…分かってるかい?」


「あ、そうなの。ワタクシ全然知りませんでしたわ。アハハ」


「知っててわざと来たくせによ」


「あ、バレた?」



昨日の雅也は特に忙しかった。
立て続けに担当患者のオペに参加その後も患者の急変。
急患が運ばれて来たりしたので
のんびりする暇はなかったのだ。

朝になり別のドクターと代わり、8時過ぎにやっと自宅に帰って来れて、寝ようとした所に迷惑にも久美子がやって来たのだ。

とりあえず明日までオフである。