メロンパンよりあんぱんが好きとか どうしても横断歩道は白い線を踏んで歩かなきゃいけない気がするとか そんなどうでもいいことを 空を見上げながらいつまでも話してた。 下唇のしたの小さなほくろ 笑うと下がる目じり 山田はいつも 私では想像もできないようなことをやってのけた。 「いや。だって俺、今、西田が最高潮に愛しいから」 ---- 「山田と西田」