「今日から仲間になった刹那だ。」 っと慎がバイクをいじっていた人たちに私のことを紹介してくれた。 平日の普段なら学校の授業がある時間帯なのに結構な人がいた。 「し、…慎さん、そいつ女っすよね?」 1人がきいてきた。 明らかに女の私が入ることに抵抗があるみたいだ。 ……普通は誰もがそうだと思うけど。 ――「すみませんっす!遅くなりましたっす!」 一人の男の子が叫びながら倉庫に入ってきた。