『…写真?』 ソファーの上に置かれてある見覚えのない手帳に目がいった。 その横には桜の鞄。 手帳に写真が挟まれていた。 ――手帳は桜の物。 ――『……葵?』 写真をそっと抜き出し手にとって見てみると、その写真には葵が写っていた。 ――でも、今より少し幼いきがする…。 『…もう一枚あったんだ。』 さっき葵が写っている写真を抜き取った拍子に落ちたのだろう―― 葵が写っている写真ともう一枚あったみたい…