「……あはは、無理して苦手な古文使って馬鹿をアピールしてくれなくてもいいんですよ。それからクソ眼鏡は余計ですこの野郎」 「な、なにをー!? そなたは人の真心というものが分からぬのか!」 「あーわかりませんよわかりたくもありませんよ」 人の勉強中に脇からつんつくつんつくシャーペンでちょっかい出してくる。 それのどこが“真心”なんですか。“魔心”なんじゃないんですか。 ていうかちょっとでも良心を痛めたこの僕、死にたまえ。