俺のことは無視して、一気に喋りまくる女子生徒達。
なるほど。そんなものがあるんだな。それだけは理解した。だが、俺がQUEEN…無理があるだろ。


「俺はサッカー部として、カズヤ先輩は譲れねえよ!」


女子生徒の話を隣で聞いていた男子生徒が話に入ってきた。


カズヤ先輩は永遠にKINGだ!とかなんとか、男子生徒の半数が口々に言い始めた。