何がいけないんだと真剣に悩んでいると、うちとユカリ以外の人達は30回終わったらしく、先生のとこへ集まっていた。 ジロリとこっちを見ている。 「ユカリ…これは…。」 「空気を読むならば、先生のとこに集まるしかない。」 うちらは、片手で数えるくらいしか壁パスをしていないのに、先生のとこへ集まった。 たった三日遅れただけで、こんなに差が出るもんなん…? うちは不思議でたまらなかった。