ショウとの電話を終えて、うちは店を出た。 向かう先は自分の家。 そういや、またしばらく家に帰らへんかったから、部屋が臭なっとるかもしれへんな。 換気、ちゃんとしとかなな。 そんなことを考えながら人気のない夜の道を歩いとったら… 前を歩く人影に見慣れた雰囲気を感じた。 見慣れとるハズやのに… 会いたくなかった…… カズくん。