部屋に入るとそこはなんとも汚く、埃が舞い、ある物はみんな所定の位置にいないという程、床に散乱していましたが王は気にも止めず一つ椅子を引きずりだしました。 キーー、ギィギィ、ギッー 質素なそれはどこにでもある木の椅子でした。 外に出ると椅子を真ん中に、王はため息をついて座ります。 ギシッと椅子が軋みをあげても気にもとめません。 ヒンヤリとした外気が心地いい………何度そう思ったことか