園村家に戻れば、美登里が慌てたように出迎えた 「お義母様!黙ってお出かけになるなんて・・・。月子さんまで一緒に・・・」 「わたくしが誘ったのよ。展示会に出かけただけよ、美登里」 美登里に苦笑いを返して、珠子は家に上がる 「一緒に行きましょう。脱ぐのはできても、着物は直すのが大変でしょう?」 「はい・・・。あの、お義母様、勝手に出かけて、すみませんでした」 「・・・・・・はぁ。いいわ、展示会なら。おばあ様が待ってるわ。早く行きなさい」