「・・・・・・俺が真子と付き合わなかったら、笑い者になるっていうのに・・・」

「私は貴方と違って、中途半端なことはしませんから」


紅茶を口にして、真子はにっこり微笑む


「・・・真子」

「はい?」


理生がじーっと、真子を見つめている


「兄さんたち、いつ結婚すると思う?」

「月子ちゃんがしたいと思った時だと思いますよ?指輪は受け取ったらしいですし」


当たり障りのない答え